「再婚だけど結婚式をしたい」「再婚の結婚式でウェディングドレスを着ても大丈夫?」など、再婚で結婚式をしたいけど不安がある、ウェディングドレスを着たいけど周囲から良い印象を持たれないのではないか心配という方はいらっしゃいませんか?
当記事では、再婚でも結婚式をしたり、ウェディングドレスを着たりして大丈夫な理由について具体的に解説していきます。ぜひ最後までお読みいただき、良い結婚式のヒントを掴んでいってください。
再婚で結婚式はあり?ウェディングドレスは着る?
再婚だと、結婚式をすることやウェディングドレスを着ることを躊躇ってしまう人も多いかもしれません。実際には再婚で結婚式はありなのでしょうか?また、ウェディングドレスを着ても大丈夫なのでしょうか?1つずつ具体的に見ていきましょう。
再婚で結婚式をする人の割合は約42%
あるアンケート結果によると、再婚で結婚式をする人は約42%。夫婦ともに初婚の人が結婚式をする割合の約71%と比べると少ないですが、約4割と意外にも多くの人が再婚でも結婚式をしている結果となっていました。
再婚どうしの場合は結婚式をしないことも多いですが、どちらかが初婚の場合、特に花嫁が初婚の場合は、挙式も披露宴も通常通り開催するというカップルが多いです。
参考:再婚で結婚式をする割合は何%?再婚結婚式の4つの注意点 (best-legal.jp)
再婚でウェディングドレスを着ても大丈夫
再婚でも結婚式でウェディングドレスを着てももちろん大丈夫です。
ひと昔前と比較すると、再婚自体が増えてきているため、再婚者の結婚式も増えています。しかし初婚の時と同様にたくさんのゲストを呼んで披露宴をする方は少なく、少人数の式や親族だけの式でウェディングドレスを着る方が多いようです。
中には再婚を良く思わない人もいますが、本当に親しい人たちは2人の再婚を祝福してくれるもの。2人の気持ちを大切に、ウェディングドレスを着るという選択をして全く問題ありません。
「白」のウェディングドレスを着る人も多い
以前は「再婚では白のウェディングドレスを避けるべき」だと思われていましたが、最近では白のウェディングドレスを選ぶ人がたくさんいます。
そもそも白いウェディングドレスの流行の起源は、1840年のヴィクトリア女王の結婚式。流行当初は白という色に「純真無垢」という意味合いがあり、初婚の方が白を選ぶ傾向にありました。ところが、晩婚化が進む現代では白という色に「結婚を機に人生をリセットする」という意味が含まれるようになります。
そして、再婚でも白のウェディングドレスを選ぶ方が増えてきました。再婚だからといって、白を避ける必要はありません。
再婚で結婚式をした方が良い理由
再婚でも結婚式をする人が多いことがわかりましたが、なぜ結婚式をする人が多いのでしょうか?再婚で結婚式をした方が良い3つの理由について、具体的に見ていきましょう。
花嫁の希望を叶えるため
再婚でも、花嫁の希望を叶えるために結婚式をすることがおすすめです。
特に花嫁が初婚の場合や年齢が若い場合、花嫁は結婚式に憧れを持っていたり、花嫁のご両親も娘の晴れ姿を見たいと思っていたりすることが多いもの。実際に、本当は結婚式をしたかったのに結婚式をしなかった女性が、結婚式をやり直したいと後悔しているケースも多いです。
経済的・時間的にゆとりがある場合は、将来的に花嫁が後悔しないためにも、花嫁本人の希望を確認し、ぜひ挙式・披露宴の開催を検討してみてください。
再婚のけじめを付けるため
再婚のけじめをつけるためにも、結婚式は実施した方が良いです。
結婚式はお互いの両親や親戚・友人などに対して、新しいパートナーと結ばれたことや、感謝を伝える貴重な場です。改めて、お互いの家族・知人にお披露目することによって、家族になったことを強く実感し、ケジメつけに繋がります。お互いを支え合う覚悟を持つためにも、非常に重要な場となるでしょう。
改めて2人のことをお披露目することで、今後の新たな人間関係を築くためのスタートの場とすることができます。
「離婚率を下げる」ため
結婚式をすると、実は「離婚率を下げる」ことができます。
アニヴェルセル総研では、既婚者と婚姻歴のある独身を対象に調査を実施。婚姻歴のある方の約82%が結婚式をしていない一方、既婚者で結婚式をしていないのは約18%と、結婚式をしたかどうかに圧倒的な差があることがわかりました。つまり結婚式をすることで離婚率が下がっていると言えるのです。
その理由として「せっかく結婚式まであげたのに」という気持ちが働いて、結婚を継続する力が生まれている可能性があります。もったいない精神を利用することで、縁あって再婚したお相手と再度離婚することを防げるのです。
離婚率を下げるために、結婚式の開催を検討してみましょう。
再婚で結婚式をする時の3つの注意点
再婚で結婚式をする時、どんなことに注意したらよいでしょうか?
3つの注意点について、具体的に見ていきます。
ゲストの招待は慎重に
再婚の結婚式でゲストを招待する場合は、慎重にゲストを選びましょう。
前回の結婚式とゲストが被ってしまうと、ゲストの中には良い顔をしない人もいます。ゲストを呼ばないという方法もありますし、呼ぶゲストを厳選するという方法も。
再婚での結婚式は親しい人に限って開催するのがおすすめで、前回のパートナーとの共通の知人は呼ばない方が無難です。また、再婚の結婚式ではご祝儀を辞退したり、会費制にしたりすることでゲストに配慮する方法もあります。
ゲストを呼ぶ場合には、初婚の時以上に注意してゲスト選びをしましょう。
子どもがいる場合は子どもに配慮した結婚式にすること
子どもがいる場合、子どもに配慮した結婚式を開催するようにしましょう。
例えば、子どもと一緒に入場する、リングボーイ、リングガールをやってもらうなど、子どもにも積極的に参加してもらう演出にするのがおすすめです。2人だけで結婚式を進めるのではなく、子どもにも参加してもらうことで疎外感を感じさせず、自分も主役の1人だと思ってもらうことが大切になります。
「新しい家族ができるんだ」と子どもにも実感してもらい、結婚式を良い門出としましょう。
挙式・披露宴にこだわりすぎないで
再婚の結婚式では、挙式や披露宴にこだわりすぎる必要はありません。
1回目の披露宴を豪華に行ったので2回目を開催するのは気が引けるという場合は、挙式、披露宴を行わないという方法もあります。例えば、最近ではフォトウェディングを選択することができます。写真だけを撮る形なので入念な準備も必要なく、気軽に実施できるのが大きな魅力です。
ウェディングドレスを着られるので、2人の記念にもなりますし、ウェディングドレスを着たいという女性の希望も叶えられます。ゲストを呼ぶ必要もなく、1回目の結婚式に配慮する必要がありません。旅行のついでに実施するというカップルも増えており、多くの人から結婚式の選択肢のひとつとして選ばれています。
豪華な挙式や披露宴の開催にハードルを感じているカップルは、ぜひ一度フォトウェディングを検討してみてください。
まとめ
再婚でも結婚式をしている人、ウェディングドレスを着ている人が意外と多いことがわかりました。最近はフォトウェディングという選択肢もあるので、2回目の結婚式を派手にしたくないという方でも結婚式をすることができます。2人でよく話し合って、後悔のない結婚式をしてください。良い結婚式ができることをお祈りしております!