死別からの再婚、幸せになれる?死別からの再婚が成功する方法

死別からの再婚、幸せになれる?死別からの再婚が成功する方法

「パートナーと死別したけど再婚したい」「周囲からは反対されてしまうかな…」

人生100年時代、長い人生を過ごしていくためにパートナーと死別した人が再婚したいと思うのも自然なことです。

当記事では、死別後に再婚したい方向けにどんなことを確認していけばよいか、どんな考え方をすれば幸せな再婚ができるのかを解説していきます。

ぜひ最後までお読みいただき、幸せな再婚へのヒントを掴んでください。

目次

死別からの再婚で幸せになっている人はいる?周囲の反対はない?

死別からの再婚で幸せになっている人はいる?周囲の反対はない?

死別後に再婚をしている人はいるのでしょうか?再婚した人は幸せになっているのでしょうか?具体的に見ていきましょう。

死別からの再婚をしている人も多い

配偶者との死別を乗り越えて再婚をしている人は増えてきています。

あるアンケート結果によると、「没イチ」の人口はひと昔前と比べると1.5倍になっているそうです。「没イチ」とは、配偶者と死別した65歳以上の人のことを指します。

現代では結婚件数全体に占める再婚件数は増えてきているため、再婚件数に比例して没イチの再婚件数も増えている可能性が高いと考えられるのです。

参考:死別再婚したいと考える“没イチ”は約7割 「スイートピー再婚便」 実施決定|株式会社よりそうのプレスリリース (prtimes.jp)

周囲は「没イチ」の再婚に賛成している

周囲の人は、実は没イチの再婚に賛成してくれています。

死別で残された親の再婚に賛成する子どもの割合は65%、周囲の没イチの再婚を応援する人は62%というアンケート結果も出ているのです

配偶者との死別後、別の人と再婚となると、周囲の目が気になる、批判されるのではないか、という気持ちになることもあるでしょう。

死別後数年、例えば三周忌が終わるまでは、確かに周囲から反対の声が挙がることもあるかもしれません。しかし、それを乗り越えられれば、実は、再婚を応援してくれる人もたくさんいるのだということがわかってくるでしょう。

周囲からの反対の声は、あなたの想像上だけのものかもしれません。

参考:死別再婚したいと考える“没イチ”は約7割 「スイートピー再婚便」 実施決定|株式会社よりそうのプレスリリース (prtimes.jp)

死別からの再婚で幸せになっているのはどんな人?

夫が難病にかかってしまい、看病の甲斐もなく死別してしまったAさんのケースをご紹介します。

忙しい仕事に向き合い、飼っていたペットのお世話をしながら過ごしているうちに、彼を思い出して泣く頻度が下がっていったAさん。

時間が死別の悲しみを少しずつ癒してくれ、そのうちに新しいお相手と出会い再婚、双子に恵まれたそうです。

やはり夫の病気で死別してしまったBさんには当時小学生のお子さんがいました。今はお子さんも成長して社会人になり、「早く良い人と結婚してね」と言われているそう。

Bさんは同じく配偶者と死別したCさんとお付き合いをしており、週末にデートをするなど幸せな時間を過ごしています。Cさんの高校生のお子さんが独り立ちされたら一緒になるご予定だそうです。

死別後に再婚をする前に確認しておきたい3つのこと

死別後に再婚をする前に確認しておきたい3つのこと

死別後に再婚をする前に、確認しておいた方が良いことは何かあるのでしょうか?確認しておいた方がよい3つのことについて詳しく解説していきます。

死別ときちんと向き合うことができているか?

まず、死別ときちんと向き合うことができているか確認しておきましょう。

死別後すぐは悲しみときちんと向き合うことが大切です。悲しみを乗り越えることはできなくても、悲しみを抱えながら生きていく力を付けるという考え方があります。

例えば、悲しみに寄り添い回復をサポートする「グリーフケア」。グリーフケアをすることで、ネガティブなものを抱えながらも生きていくための力を養うことができたという方も多くいらっしゃいます。

大切な方を亡くされた方が集まって話し合うというグループワークを行ったりすることで、その力を養っていこうという取り組みです。ご興味がある方はぜひ一度調べてみてください。

まだ死別ときちんと向き合うことができていない、死別したパートナーのことばかり考えてしまい毎日悲しい、という場合は、まずは自分の心と向き合うこと。婚活や再婚のことを考えるのは次の段階です。

死別を乗り越えることは出来ないという人、時間が解決してくれるという人など、死別に対しての考え方は様々です。乗り越えることは出来なくても、死別の悲しみと向き合い、悲しみとともに生きる力を付けることはできる、という考え方もぜひ心の片隅に置いておいてください

復氏届、姻族関係終了届を出すかどうか?

「復氏届」「姻族関係終了届」を出すかどうか、確認しておきましょう

「復氏届」とは、結婚前の氏に戻すための手続きです。氏は1つ前までしか遡って戻ることができず、2回以上結婚に伴って氏を変えている場合は最初の氏に戻すことができません。必要に応じて再婚前に復氏届を提出しましょう。

また「姻族関係終了届」とは、死別したパートナーの親族との関係を終了させるための届け出です。死別したパートナーとの婚姻関係は死別によって自動的に終了しますが、親族との関係は自動的には終了しません。姻族関係終了届も必要に応じて再婚前に提出しておきましょう。

仏壇、位牌、遺品、住居をどうするか?

日常生活の中にある仏壇、位牌、遺品、住居についてどうするかも考えておきましょう。

新しいパートナーのために、できる限り死別したパートナーとの思い出の品は整理して、最低限にしておく配慮が必要です。日常生活で触れる機会が多いものはどうしても以前のパートナーを思い起こさせてしまうため、できる限り住居や生活用品は新しいものに切り替えていった方がよいでしょう。

新しいパートナーに配慮して、仏壇は遺したが位牌はお寺に引き取ってもらったというケースもあります。ご参考になさってみてください。

また、新しいパートナーがどのくらい前のパートナーに関係するものを受け入れてくれるか、あらかじめ確認しておくことも大切になってきます。

死別からの再婚を幸せなものにするための考え方

死別からの再婚を幸せなものにするための考え方

死別からの再婚を幸せなものにするためには、どのような考え方をすると良いのでしょうか?考え方の一例をご紹介していきます。

再婚は悪いことではない!罪悪感を持たないこと

「再婚すると死別したパートナーに申し訳ない…」と罪悪感を持ってしまう必要はありません。

あなたが再婚したいと思うことは、生きていくためには必要となること、自然のことです。死別したパートナーもあなたに罪悪感を持って生きてほしいとは思っていないはず。あなたにはいつも笑顔でいてほしい、幸せになってほしいと願っているに違いありません

再婚は幸せになるための選択肢の一つです。罪悪感を持たずに、自然なことなのだと受け入れてみてください。

死別したパートナーのことを考える時間があっても大丈夫

再婚すると言っても、死別したパートナーのことを完全に忘れてしまう必要はありません。

新しいパートナーも、死別したパートナーのいるあなたのことを好きになってくれたのです。普段から死別したパートナーのことばかり考えていては、再婚生活もなかなかうまくいきませんが、死別したパートナーと向き合う時間が残っていても問題ありません

お墓参りにいく、仏壇に手を合わせる、などの時間はあなたにとって必要な時間のはずです。死別したパートナーのことを完全に忘れる必要はありません。

幸せな再婚のイメージを持つ

幸せな再婚のイメージを持てているか、確認してみましょう。

初婚の時と違って、生活の中には死別したパートナーの存在が心の中にある状態での再婚となります。「どんな結婚生活になるか?」「どんな生活なら幸せと思えるか?」イメージを持っておきましょう。

再婚相手とも一緒にイメージを考えてみて、お互いに幸せになれそうだということを確認しておくのがよいかもしれません。事前にイメージの共有が出来ていないと、実際に再婚してから上手くいかなくなってしまう可能性が高いです。

「死別したパートナーのことを考えているあなたを受け入れる覚悟ができていなかった…」とお別れすることになってしまう可能性もあります。再婚相手と一緒に幸せな生活をするイメージを共有しておきましょう

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まとめ

死別の悲しみを抱えながらも、幸せな再婚をしている方もたくさんいらっしゃいます。

死別は、全ての人が必ずしも乗り越えることができるわけではありません。

それでも、パートナーの死別後にもあなたの人生は続いています。

より幸せになるために再婚という選択肢がある場合は、ぜひ前向きに検討してみてください。死別したパートナーを忘れる必要はありません。死別したパートナーの存在も受け入れつつ、悲しみとともに前に進んでいくことは可能です。

再婚をしたいと思われた場合は、ぜひこちらの記事のことも思い出して、幸せな再婚に向けて少しでも役立ててみてください。あなたの幸せな再婚を応援しています!

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