「子どもも大きくなったし、そろそろ新しいパートナーがほしいな…」「熟年再婚って幸せになれるのかな…?」
人生100年時代、長い人生を一人で過ごすのではなく、パートナーと一緒に過ごしたいと思う方も多いでしょう。世間的にも「熟年再婚」はどんどん増えてきています。
当記事では熟年再婚のメリットとデメリット、またどうすれば幸せな熟年再婚ができるのか?について解説していきます。
ぜひ最後までお読みいただき、幸せな熟年再婚へのヒントを掴んでいってください。
「熟年再婚」する人が増えてきている!
最近は「熟年再婚」という言葉も広く聞かれるようになり、熟年再婚はかなり一般的なものになっています。
長年同じ相手と連れそった人の離婚件数は増えている一方、再婚の件数自体も増えています。つまり、再婚の件数の増加に伴って、熟年再婚の件数も同じく増えていることが考えられるのです。
子どもがいない場合には特に、相手が離婚経験者でも結婚を躊躇しないと答える人が多く、年齢が上がるにつれ増える傾向にあります。
このことから、世の中は熟年再婚がしやすい環境になってきていると言えるでしょうのです。
熟年再婚の3つのメリット
いまさら再婚なんて…と思う方もいらっしゃるかもしれません。
熟年再婚をすると幸せになれるのでしょうか?熟年再婚にはどんなメリットがあるのでしょうか?
具体的にどんなメリットがあるか、一つずつ確認していきましょう。
熟年再婚をするとポジティブで活動的になれる
熟年再婚をすると、普段一人で過ごしていた人もお相手と日頃から雑談をするようになったりして気持ちが明るくポジティブになれます。
また、2人でいることによって、1人では参加しなかったような社会活動に参加することもあるかもしれません。
共通の知り合いと一緒に過ごすこともあるでしょう。社会と新たに繋がりができることで、新しいチャレンジや変化があり、楽しい毎日を過ごすことができるかもしれません。
熟年再婚をすると何かあった時に助け合えるので安心
高齢になり1人で生活をしていると、「何かあった時に孤独死してしまうのではないか…」と時に不安を抱くこともあるかもしれません。
熟年再婚をすると、何かあった時には助け合えるパートナーがいるため、安心して生活することができます。
普段は元気に過ごしていても、不慮の事態に対処できる仲間がいると思うと心強いものです。
熟年再婚をすると経済的にも安心
熟年再婚をすると、経済的にも安定して過ごすことができます。
「老後の資金が心配」「当座の生活費が心配」などと思うことも多いかもしれません。年齢を重ねるごとに安定した生活を求める人は多くなってきます。
1人で暮らしていると当然1人で支払わなければならない水道光熱費も、分担して負担することができます。お相手の扶養に入る場合は、税金面でもメリットが得られます。
年金生活をしている方にとっては特に、再婚して得られる経済的安定は、精神的な安定をもたらしてくれることでしょう。
熟年再婚の3つのデメリットは?
熟年再婚にはどんなデメリットがあるのでしょうか?
熟年再婚のメリットだけではなく、デメリットについてもしっかり確認してみましょう。
相続についてのトラブル
パートナーの死後、前の配偶者の間にお子さんがいる場合は特に、相続についての問題が発生する可能性があります。
遺言でしっかりと誰に何を遺すか決めておいてくれている場合は、それほど揉めることはないでしょう。
しかし、遺言が部分的なものであったり、まったく遺言がなかったりする場合、預貯金や家などをどのように分けるかでトラブルになってしまう可能性があります。
前の配偶者の間のお子さんにとっては、年を取ってから熟年再婚をしたお相手を認めていない場合があるためです。
パートナーとの間では、お互い生前に話し合いをしておき、遺言などでしっかりと意思表示をすることで、死後のトラブルを未然に防ぐようにしましょう。
お墓についてのトラブル
お相手に死別したパートナーがいた場合、同じお墓に入るかどうかという問題が出てきます。前のパートナーとの間にお子さんがいる場合も同様です。
前のパートナーと同じお墓に入りたくはないが、お相手とは同じお墓に入りたいという難しい希望もあるかもしれません。
どうするのが良いか、生前にお互いよく話し合っておき、お子さんがいる場合は結論はしっかり伝えておきましょう。
子どもとの関係性でトラブル
お互いお子さんがいる場合は、再婚前に相談や報告をしっかりしておくことをおすすめします。お子さんももう大人になっていることが多いと思いますが、お互い大人なんだから好きにしたらよいだろう、と思って事後報告になってしまったり、もしくはきちんと報告しなかったりすることも多いようです。
仮にきちんと報告したとしても、お子さんは必ずしも熟年結婚に賛成してくれるとは限りません。複雑な気持ちになってしまう方もいらっしゃると思います。それでも、まずは報告することが今後の関係性作りの第一歩となります。
普段はそれほど深い付き合いをすることはないという場合でも、何かあった時にいきなりでは手助けし合うことも難しいものです。きちんと報告しておくことで、これまでの親子関係を壊すつもりはないという意思表示もしておくことができます。
幸せな熟年再婚を実現するための方法!
どうすれば幸せな熟年再婚を実現できるのでしょうか?
近所にすらなかなか外出する機会もない中でどうやって出会えばいいのだろう?と思っている方もいらっしゃるかと思います。具体的に見ていきましょう!
熟年再婚でも婚活サイト、婚活アプリを使ってみよう!
実は最近の婚活サイトや婚活アプリは若い方だけでなく、40代50代の方も活用していることをご存知ですか?中には、抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、思い切って登録してみるのもありです!
もし婚活と考えると気が引けてしまう、少し抵抗がある…という場合は、気の合う友だちができるかもしれないと考えていただくと少し気軽に始められるかもしれません。
気負うことなく、まずは利用登録してみる、始めてみる、というのが幸せな熟年再婚を実現するための第一歩になります。
婚活パーティーに参加してみよう!
最近は中高年、シニア、熟年者向けの婚活パーティーもたくさん開催されています。
こちらも同じく、参加に抵抗がある場合は気の合う友だちが見つかるかもしれない、という気持ちで気軽に参加してみましょう!
参加者は人生のパートナーを探している人、再婚に理解のある人などのため、熟年再婚を目指していても変な目で見られるようなこともありません。安心して参加できます。
婚活パーティーの場合は、自分で条件などを確認して選んだ人と出会うわけではないので、思いもよらぬ人との出会いも!。
また、感染症対策で個室開催しているところもあるので、普段外出を控えている方でも安心して参加することができます。気分転換にぜひ一度参加してみるのはいかがでしょうか?
希望条件やこだわりは控えめにしよう
熟年再婚を考える場合には、お互い年齢を重ねて決まった生活スタイルがあったり、こだわりが強くなっている部分もあるでしょう。お互い妥協できるところは妥協して、「まあいいか!」の精神で一緒に過ごすことができる人を見つけられることが理想です。
逆に相手に求める希望条件にこだわりすぎると、なかなか良い出会いは少なくなってしまいます。求める条件を広げて見ると「別に重要じゃなかったな」と気づくこともあります。自分のこだわりに振り回されて、素敵なパートナーとの出会いを逃さないようにしましょう。
まとめ
人生100年時代、子育てがひと段落して新しいパートナーを探したいという方や、パートナーと死別してそろそろ新しいパートナーがほしいという方は、ぜひ婚活サイトや婚活パーティーを探してみてください。良い友人が見つかるかもしれませんし、良いパートナーが見つかるかもしれません。
元気に明るく毎日を過ごすための一つの選択肢として、「婚活」をしてみるのはいかがでしょうか?
長い人生を一緒に過ごせるパートナーが見つかりますように、幸せな再婚ができることをお祈りしております!